高橋養蜂の蜂蜜ができるまで。
高橋養蜂の目指すもの
野山を飛び回るミツバチは花々の蜜や花粉を巣にいる仲間たちの為に集めています。
その花はミツバチが訪れた時に受粉します。
日々食べる多くの野菜や果物、そして綿花や家畜の食べる牧草まで、ミツバチが受粉を媒介することにより種を繋いでいます。
「世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はハチが受粉を媒介している」 そう言われるほどです。
でも、今、そんなミツバチが減っているといいます。
温暖化や農薬が原因という可能性もあるそうです。
そこで、ミツバチが安心して暮らせる環境をつくりたいと考えました。
この下田の地でも高齢化により耕作放棄地が増えています。
こうした放棄地を引き継ぎ、再生させて、ミツバチが安心して飛び回れるような環境にできないだろうか?
再生させた農園で、蜜源となる様々な作物を育てれば、ミツバチにとってもよい環境となり、作物は受粉を媒介してくれるミツバチが飛び回っていることにより元気に育つはずです。
そんな、地域やそこに生息する生き物、植物、そしてそこで暮らす人にとってよい循環となる農園を目指しています。
自分たちができることは本当に小さなことです。
でも、小さな力が集まれば笑顔あふれる未来をつくることに繋がる、そう信じています。